中田駅から徒歩3分 整体・ボディケアSunroofのブログをご覧いただきありがとうございます。

当店では多くの方が腰痛や肩こりをはじめとした様々な症状を訴えご来店されます。
例えばリラクゼーション・サロンなどでは肩こりといえば、その部位をじっくり揉みほぐしスッキリして帰って頂く。
そういったサービスが多いでしょうか?
 
ところが「施術をしてもらってスッキリはしたけど改善はしなかった」「すぐにまた辛さが出てきてしまった」など、他の店で施術をしてもらったが良くならなかったといったとのお声をいただくことも少なくありません。
 
ブログタイトルで触れましたが「症状と原因」は別であるということを疑った方が良いです。
状の部位をいくら施術しても良くならないのは、原因が別のところにある可能性が高いです。
 
例えば「右肩のこの辺が…」など身体の一部分として症状を感じたりしますが、全身で捉えたときに別の筋肉の緊張が強いことで、症状を感じる右肩にストレスがかかり、痛みや辛さが出たりします。
ひたすら自覚のある部位だけ揉みほぐしても良くならないのはそのためです。
 
筋肉は全身繋がっていて、緊張しすぎてもゆるゆるになりすぎてもバランスが偏るので、それらを見極めながら調整する必要があると考えます。
 
「代償動作」という用語があります。
運動や動作をする際に必要な本来の機能とは違って、補った動作や運動をおこなうことを指します。
 
例えば腕をバンザイのように挙げる動作では肩関節、肩甲骨、鎖骨など様々な部位が連動しますが、日常生活で猫背姿勢になってしまうと肩甲骨などが上手に働きません。
同じ動作をしようと思っても肩の上の方に力が入り、一見「腕を挙げる」という動作は同じように見えても、機能は全く異なり負担の大きい動きとなります。
 
上記の例に限らず、様々な動作の中で代償動作は割と無意識の中で行われていて、知らずのうちに身体の負担が出やすい状態になってしまっていることは少なくありません。
 
上で書いたので気づいた方もいるかもしれませんが、代償動作は単に動作の仕方だけでなく、関節や筋肉がどういうポジションであるかということが大切です。
姿勢が悪いことで負担が出やすくなるというのは想像つくかと思いますが、ご自身が感じている自覚と実際の状態とではギャップがあることが多いですね。
 
今一度お身体をチェックしてみてはいかがでしょうか。